シリアルナンバー（Ｔ６６＊＊、上下管一致してます）から１９６３～６４年のセルマー　シリーズ９☆です ベニーグッドマンの使用で有名なセンタードトーンの後継機種であるシリーズ９よりボアが細身のためシンフォニック寄りとされています。 こちらの楽器は、今年の４月にオーバーホール済みで、キイも綺麗ですし、パッドは全てホワイトレザーのものに、軟物（ジョイントコルク含む）も全て交換しています。 リペアの方（元アクタスの技術者でセルマーの楽器を数多く扱ってきた方）にも、「こんな状態のいいシリーズ９☆は見たことない、音も今のセルマーやクランポンにはない味のある音がする」とお墨付きをいただいております。 持ってみると非常にずっしとしており、木の密度が高いことがうかがえます。 音も非常に密度の濃い、それでいて軽やかにコロコロ鳴る楽器です。 その辺りセルマーの特色かと思いますが、現行の楽器よりも密度が濃い感じがします。 ベルの胴輪の裏に乾燥による短いヒビがありましたが、それもうまく直していただいてます。 指かけは金メッキした可変式（ビュッフェクランポン）のものに変えてあります。 付属のケースとカバーはオリジナルがボロボロのためビュッフェクランポンのものとなります。 届いてすぐ吹けるコンディションではありますが、個人の好みもあるかとおもいますので調整など一度されるのが確実かとは思います。 シンフォニック寄りとされてますが、ジャズやポップスでも使える懐の深い楽器です。 この機会に是非如何でしょうか？ 多少のお値引きはお引き受けしますのでご相談下さい。 #クラリネット #セルマー #クランポン #ヤマハ #ジャズ #吹奏楽 #オーケストラ #ベニーグッドマン